デスクワークをしているうちに、
気づけば肩がガチガチ…。
そんな経験、ありませんか?
肩こりがひどくなると、集中力が落ち、
気分まで重たくなってしまいますよね。
そんなときに試してほしいのが、
たった「手を合わせるだけ」で
肩周りをほぐせる簡単ストレッチ!
レッスンの準備運動でよく使いますが、
体がほぐれて思わず
「気持ちいい…」とため息がもれる、
人気メニューです。
座っていても、立っていてもできるので、
ぜひ姿勢を正して試してみてくださいね。
肩がこる原因と改善のための考え方
肩こりの主な原因のひとつに
「血流の悪化」があります。
では、なぜ血流が悪くなるのでしょうか?
その答えは「同じ姿勢を続けていること」。
特に、肩周りが引き延ばされた状態や、
逆に縮んで緊張した状態が長く続くと、
血流が滞りやすくなるのです。
この状態を改善するためには、
引き延ばされている部分は縮めて、
縮んでいる部分はゆるめて、
本来の自然な状態に戻せばよいわけです。
ストレッチの方法
今回は、『肩まわりが引き延ばされ、
体の前側が縮んでいる状態』
に有効なストレッチをご紹介します。
①手を合わせて肘を肩の高さに
まず、胸の前で手のひらを合わせます。
ポイントは肘を肩の高さにキープすること!
手のひらは軽く押し合う程度で大丈夫です。
もし手首が曲がりにくい場合は、
こぶしを合わせる形でもOKです。
こうすることで、
体の前側がじわっと上向きに伸びてきます。
②後頭部を後ろに引いて肩甲骨を寄せる
次に、後頭部を軽く後ろに引き、
肩甲骨をぎゅうっとじわっと寄せましょう。
こうすることで、
体の前と後ろがじんわり刺激され、
肩まわりがほぐれる感覚を味わえますよ。
③手をメトロノームのように動かして10秒~20秒キープ
肘の高さを保ったまま腕を動かします!
手を自分のほうに倒したり、
外側に倒したりして動かします。
リズミカルに動かしてもOK.
ゆっくりじわじわ動かしてもOK.
こぶしを合わせている場合は、
こぶしをくるくる回せばOKです!
こうすることで、
自然な姿勢で動くのって気持ちいい!と
体が思い出してくれます。
④手を広げて下ろす
仕上げに、手を広げて
てのひらが外側を向くようにしたまま
手をゆっくりおろしましょう。
体にふれたら、手のひらを返して
体にそわせます。
こうすることで、
ストレッチが終わったとたんに
元の姿勢に戻っちゃう!というのを
防ぐことができます。
まとめ
いかがですか?
肩をまわしても揉んでも満足できない!
と思っていた方は、
まわしたり揉んだりする前に
このストレッチを取り入れると、
効果が倍増するかも✨
パソコンでメールを読みながら、
テレビを見ながらなど、
手をちょっと休められるタイミングで
どんどん試してみてください。
続けるほどに肩がスッキリ!
と軽くなりますよ!
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